上野雄大(うえの・ゆうだい)

PROFILE

上野雄大(うえの・ゆうだい)

上野雄大(うえの・ゆうだい)

2019年入社

工業高校建築科卒業後、2019年4月に株式会社協栄組に入社。建築工事部工事課に所属。

質問を重ね成長し建築の専門用語が段々とわかるように

子どもの頃、自宅の一軒家が建つ様子を見て、建築に興味を持ちました。機械にも興味があったので、高校を選ぶ時は機械科と建築科で迷いましたが、工業高校の建築科に進学。就職を考えた際は、さまざまな会社の求人票を見て検討しました。私は山形県出身で、当社には山形県出身で私と同じ高校に通っていた人が多くいたので、入社を希望しました。

現在は建築工事部工事課で、施工管理の仕事をしています。

入社したばかりの頃は、先輩たちが話す建築の専門用語がまったくわかりませんでした。話がわからないので仕事に自信を持てず、現場でもあたふたと慌てることもありました。

そんな時には先輩だけではなく、現場の職人にも質問をして教えてもらいました。職人は私よりも年上で経験もあり、その道のプロ。聞けば、いろいろと教えてくれます。そのおかげで先輩たちの話がわかるようになり、自分の成長を感じています。

マンションが見違えるようにきれいになり、うれしさを噛みしめる

以前は、新築マンションを担当しました。建築の仕事は、自分が関わった建物がその後も地図に残り続ける仕事。自分がつくった建物が何十年先も建っているのが、やりがいだと思います。

現在は、マンションの改修工事に携わっています。マンションの周囲に足場を組み立て、外壁のタイル工事をしたり、室内の壁紙を張り替えたり、和室をフローリングの部屋にリフォームしたりしています。汚れが目立っていた建物が、見違えるようにきれいになり、うれしいですね。

入社して感じたのは、施工管理の仕事には、いろいろな業務があることです。現場で実際に作業をしてくれる職人と連絡をとったり、安全に仕事を進めるために必要な書類を作成したり、場合によっては職人の代わりに自分が作業をしたりするケースもあります。

職人は他の現場も担当しているため、その現場が遅れた場合、当社の現場に予定どおりに入れないこともあります。そんな時は、ほかの職人に連絡をして工程を調整するなどして納期が遅れないように対応しています。
 

仕事の効率化を考えながら工夫を重ねる

仕事をするうえでは、作業時間を省けるよう効率的に進めています。建物を建てる場合、法律に違反していないかを役所が検査します。そのため、建築中の様子を写真に撮影して保管する必要があります。撮った写真をパソコンで1枚ずつエクセルのファイルに貼り付けていくと、とても時間がかかります。そこでインターネットでやり方を検索し、必要な写真をすぐに貼れるように工夫をしました。

やり方次第では、まだまだ効率的にできる部分がある仕事だと思います。

当社は、2022年8月に株式会社明豊エンタープライズの子会社となりました。株式会社明豊エンタープライズは、若手社員が活躍しており、仕事で結果を出せばきちんと評価してもらえる会社だと聞いています。そのため、当社も今まで以上に若い人が働きやすい職場になると思います。また、資格の取得も支援してくれるそうなので、興味のある資格も取りやすくなると期待しています。
 

積極的にコミュニケーションをとってくれる上司に感謝

今、就職活動中の高校生の中には、進路に悩んでいる人もいるかもしれません。「この会社なら受かりそうだから」「この会社でいいかな」と後ろ向きに就職先を選んでいる人もいるでしょう。もし、やりたい仕事がないのであれば、大学に進学するのも選択肢の1つです。就職を希望する人はちゃんと自分のやりたい仕事が何かを考え、それに合わせて会社を選んだ方がいいですよ。

当社の良いところは、人間関係です。私の友達の中には建築関係の会社に入社した人もいますが、職場の話を聞いても当社の方が人間関係は良いのではないかと思うこともしばしば。上司はとても優しいですし、仕事が終わった後に食事に誘ってくれるなど、上司から積極的にコミュニケーションをとってくれます。私は人見知りなのでありがたかったです。おかげで、わからない業務があっても質問しやすいです。私も後輩ができたら、上司を見習ってしっかりコミュニケーションをとっていきたいですね。